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天心の墓所
岡倉天心を偲ぶ近代日本美術の発展に偉大な足跡を残した岡倉天心(1863〜1913年)を偲(しの)ぶ「天心忌」が命日の9月2日(水)、北茨城市大津町にある天心の墓所で営まれた。市民らでつくる「五浦日本美術院岡倉天心偉績顕彰会」の会員約30人が献花と焼香を行い、天心の遺徳に思いをはせた。
天心の墓所は、六角堂のある旧天心邸から数10メートルほど離れた場所に位置し、天心が埋葬された東京の染井墓地から分骨・埋葬された。出席者は、墓前で天心作の漢詩「五浦即事(いずらそくじ)」を吟じたほか、天心辞世の詩とされる「戒告」を朗読し、先人の偉業をたたえた。
同会は、五浦観光ホテルで「天心と文化財保護」と題したセミナーを開催し、県天心記念五浦美術館の中田智則主任学芸員が講演した。(茨城新聞HPから)
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天心の墓前で「五浦即事」を吟ずる会員の皆さん
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焼香
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報道陣に応える五浦日本美術院岡倉天心偉績顕彰会副理事・桂木なおこさん
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墓所案内板