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天心の「観月会2016 」 北茨城市

056.gif向かいの岬公園から旧天心邸と六角堂を望む056.gif
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058.gif歴史が語る優雅な茶会058.gif
毎年恒例の「観月会・天心邸茶会」が10月30日、茨城大学美術文化研究所主催、茨城県天心記念五浦美術館、五浦日本美術院岡倉天心偉績顕彰会共催、北茨城市、公益法人日本ナショナルトラスト後援により、北茨城市大津町五浦、「旧天心邸」で行われました。
岡倉天心が、北茨城市大塚出身の弟子・飛田周山の案内で五浦に土地を求めたのは1903(明治36)年の5月頃のことでした。彼は、この五浦の地をいたく気に入り、二年後には六角堂を構え、ここを拠点としてボストン美術館勤務などの国際的な活躍をしました。1906 (明治39)年には日本美術院を五浦に移し、各界の名士を招待して「仲秋観月会」を開催しました。この事により毎年、この催しを偲んで開催するものです。
なお、観月会の今年も、この茶会と天心に関する大学の先生の講話、六角堂展イベントがワンセットとなっていましたが、時間と場所(五浦美術館)が異なるので茶会のみを当ブログに載せました。
◎「天心と茶」
天心が、1906年(明治39)の五浦に住居移転当時に、ニューヨークで刊行された「茶の本(原題 The Book of Tea)」は、彼が外国人に向けて、日本の生活習慣などの生活文化などを紹介をするために英語で書いたものであり、これがアメリカ、イギリスなどに好評を得たとのことです。これからも、天心と茶は、切っても切れないものとなっています。
当お茶会は、一般の方も、参加できますので、是非、来年の天心邸のお茶会は、気分は最高の天心邸でされては如何ですか。 参加料:500円 (六角堂入場料+茶代) 

※記事内容は、茨城大学五浦美術文化研究所の当日配布チラシから。






056.gif地元お茶会のグループ056.gif 
今年は、裏千家皆さん(亭主・鈴木宗博先生)で、来年は同じ地区の表千家の皆さんと、一年交代で行っている。
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056.gif晴天で波穏やかな中、建つ六角堂056.gif
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056.gif六角堂付近から天心邸を撮る056.gif
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056.gif公演終了後お茶の会会場へ…056.gif北茨城市長と北茨城市教育長
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056.gif交流の場056.gif
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056.gif片口直樹氏(画家・茨城大学教育学部准教授)×横田将士氏(映像作家)「時の回廊展」056.gif
画家と映像作家が共同し、天心邸を舞台にして、天心やその周辺にまつわる人々だけでなく、鑑賞者の記憶も呼び起こし、時代や場所を超えた「時の回廊」を創出させます。
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056.gif五浦コーヒー056.gif 
「Coffee Painting」として、水コーヒーで文字や絵をかいてくださいと呼び掛けて思考を凝らした「五浦コーヒー」をPRしていました。
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by reina-g | 2016-11-05 08:01 | 北茨城市のニュース


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